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洋楽の吹奏楽編曲

昔、吹奏楽部にいた頃、ポップ・ミュージックと言えばミュージックエイトだったけれど、はっきり言って編曲の質は高くなかったと思う(ミュージックエイトに限らず)。

 

演奏しているほうはそこそこ楽しいこともあるけど、聴いているほうからするとつまらないことが多い。いかにも吹奏楽演奏用に編曲しました、みたいな感じだし。編曲方法も判で押したみたいにおんなじようなのばかりだし。
 
まあ、吹奏楽と言えば、まずはアルフレッド・リードみたいな王道があって、マーチがあって、クラシック編曲ものがあってだし、ポップ・ステージ用の曲も「コパカバーナ」とか「スパニッシュ・フィーバー」とか「アフリカン・シンフォニー」とかそういうニューサウンズ系の王道があって、あるいは編曲ものに関しても「宝島」とか「トゥルース」とかがあって・・・。だからそういう一時の流行りみたいなポップスの編曲は公式に従って流れ作業みたいにできるものなのかもしれないけれど。でもそれじゃ名曲は生まれにくい。
 
でも、ポップスにも長く歌われ慕われる曲はたくさんあって、それを吹奏楽用にうまくアレンジするのってなかなか魅力的な作業だと思う。
 
今回、なぜ洋楽なのかと言うと、単純に今自分の中で流行っているジャンルだから。別に本当は日本のポップスでもいいんだけれど、最近のはあまり聴かないから・・・。
 
特にそういう勉強をしたわけではないから、あくまで素人目線での話になる。楽器には楽器ごとの音程があるし、楽器の扱いの難しさがあるし、トランペットのフォルテとフルートのフォルテでは音の大きさが違うし、ある楽器ばかりに片寄るとヒマな楽器がつまらないし・・・、とかそういうのを全部考え出したら「編曲者、よく頑張っているな」ということになってしまう。だから、そういうのは半分以上放棄。
 
洋楽を聴いていると、歌う人や楽器によって「あ、この音ってこの楽器でやったら合うんじゃない?」というのが浮かぶことがある。例えばJennifer Lopezが”Booty"で歌う声をきいていると、オーボエやミュートをしたトランペットの音が聞こえてくる。Maroon 5の”Moves Like Jagger"を聴いていると、クラリネットの旋律が聞こえてくる。SiaやBeyonceの声ならテナー・サックスが聞こえてくる、といったふうに。
メロディラインだけでは曲が成立しないので、そこに和声があり、ベースラインがあり、ドラムがあり、その他効果がある。それをどの楽器にさせるかを妄想すると、なんだか自分にも編曲ができるような気分になってくる。何度か五線譜を出して実際にやってみたらどうかと考えたこともある。
 
まあ、実際やってみたら「素人にしてはまあまあ」くらいのレベルが関の山なのかもしれないけれど。
 
もちろん、今そんなことをやっている余裕も全然なくて、ずっと妄想しているだけなのだけれど、いつか形にして(可能であればFinaleみたいなソフトでMidi作って)自己満足できたらなあ、とひそかに夢見ている。