Apple Music通信 9 色褪せない「電気ビリビリ」

電気グルーヴの2015年のアルバム"DENKI GROOVE THE MOVIE ?"を聴いた。

質の高いテクノ・ミュージックと縦横無尽にハジけるハイテンションとを兼ね備える類い稀な二人組だけど、何より感心するのは、デビューアルバム"FLASH PAPA"の最後の曲「電気ビリビリ」が、このアルバムの第3曲めに選ばれていて、なおかつオリジナルのまま収録されているということだ。
正確に言うとデビュー前の「人生」でも出していた曲で、それとはさすがに異なる(そこまでさかのぼるとさすがに歌詞がアウトだ)。それと比べたら控えめではあるけれど、十分自由奔放でおバカで下品な内容だ(女性の大多数は嫌悪感しか抱かないかも・・・だ)。
それでも、自分も含めてファンとっては「これぞ電気グルーヴ!」な曲で、聴いていて楽しくてしょうがない。
おバカ要素のないキレイなテクノも作るけど(そしてそれも十分いい曲なのだけれど)、やっぱりそれだけじゃダメだ。
漫画家澤井啓夫ばりの数撃ちゃあたるマシンガン・バカの精神が魅力なのだと思う。