POPミュージックについて

ポピュラーミュージックというのは、特異なジャンルだと思う。

ジャズやロック、R&B、テクノ、レゲエみたいに音楽に特徴があるのではなく、単純に「流行りの」音楽。逆に言えば、全てのジャンルをカバーし得るジャンルでもある。それが流行ればいいわけだから。

それに付随して、常に廃れ続けるのもPOPミュージックの特徴で、自分としては、ここがこの「ジャンル」を聴き続けられる魅力だと思う。

もちろん、名曲は長く聴き継がれる。けど、どんな名曲も「過去の」流行りであることからは逃れられない。"Thrift Shop"は2013年のBillboard年間トップではあるけれど、2014年以降のそれではない。おそらく、今後年間チャートのトップに来ることはない。"One Dance"は2016年は流行ったけれど、2017年は流行らない。

新しくて耳に心地よいものが支持され、たくさん流れ、もてはやされては飽きられ、次の流行りに押されて消えていく。特定のスタイルを持たないから、その時代に合わせて支持される曲も変わっていく。それらが常にランキングにされて、営業成績のように世間にさらされる。

そういうのが嫌だという人もいるけれど、自分は好きだ。POPミュージックを聴くとき、自分の耳はそのとき流行っている曲を何度も聴いて楽しむとともに、次の新しい曲を探している。